【剣盾ダブル制限ルール仲間大会】欲張りスイッチトリル
初めに
ETOW杯という500族以下参加可能制限ルールが面白そうだったので参加.
2週間後の23日(金)祝日に5回目のエトワール杯を開催します!
— ✨エト✨ (@kyukon193) 2022年9月6日
今回は種族値500以下のみ参加可能となています!
また景品も募集しておりますので、景品を提供してくださる方が居ましたら、連絡お願いします#ETOW杯#仲間大会#ポケモン剣盾 pic.twitter.com/dpmiL8DvDf
構築経緯
500族以下の一覧をポケ轍で眺めていて, ヨクバリスが目についた.
環境初期強かったことと, GSルールではらだいこヨクバリスを使っていた下記動画を眺めていたことがあったので, 使ってみようと思いヨクバリス軸で構築を練ってみた.
ヨクバリスを使う上で通したい動きとしては,
「はらだいこ完了後のトリル化/スピスワ後に全抜き体制をとる.」
いわゆる盤面制圧型のタイプ.
500族以下のポケモンを見てぱっと見で強そうだったのが, 以下の構築系統.
上のほうに並べた構築ほど危険度が高いと思ったので, それらには勝てるように組むことを意識.
- サマヨール展開からのガチトリパ(サマヨール/イエッサン/コータス/シュバルゴ/Aガラガラ)
- 鋼軸(ハッサム/アイアント/シュバルゴ)
- コータスチェリム(コータス/チェリム/高速エース)
- 高性能スタン(Aライチュウ/バチンウニ/ヒヒダルマ/ズルズキン/ミミッキュ/ファイアロー)
- 雨パ(ニョロトノ/ペリッパー/ルンパッパ/カジリガメ/ナットレイ/鋼エース)
意識した点としては,
- ガチトリパは対策されやすいので, スイッチトリパの動きが組めるように.
- ダイアタックでトリル下で逆効果を生むことがあるのでトリル以外の選択肢も用意.
- 鋼対策を厚く.特にアイアント.
構築紹介
ヨクバリス
せいかく:ゆうかん
努力値:H148 A252 D108 S個体値0
実数値:214-161-115-x-109-22
ポケモンホームを後で見たら, 使用者が自分しかいないことにはちょっと驚いた構築の軸.
じしん, ほのおのキバは対鋼意識で採用.
ほのおのキバはそれなりに活躍してたと思うので採用は正解でした.
イエッサン
せいかく:ずぶとい
努力値:H252 B252 D4
実数値:177-x-128-115-126-105
手助けを入れたい枠にマジカルフレイムを採用.
この採用は対象の鋼枠に致命傷が入らないことが多々あり, あんまり正解とは言い難かった.
手助けも過剰ではあるので, 癒しの波動が良かったかも.
フーディン
せいかく:おくびょう
努力値:H4 C252 S252
実数値:131-x-65-187-115-189
参考動画の黒バドレックス枠.
まぁまぁ期待通りの活躍はしていたが, 下記が気になった.
自身の失態であってフーディンは悪くないが.
- 珠マジカルシャインでHDズルズキンが確1取れない点. ダメ計すべきだった.
- スピードスワップを打つ機会がほぼなかった点(これは後述するが自分が悪い.)
ドータクン
せいかく:なまいき
努力値:H244 B12 D252 S個体値0
実数値:173-109-138-x-184-34
ポケモンホームを後で見たら, 使用者が自分しかいないことにかなり驚いたトリル枠.
安定トリル枠かつヨクバリスに採用した地震とのシナジーを買って採用.
フェアリー枠がちょっと重めだったこともあり, ミミッキュに打点が出せるジャイロボールで採用.
Aガラガラ
せいかく:ゆうかん
努力値:H252 A252 D4 S個体値23
実数値:167-145-130-x-101-54
ヨクバリスが通しにくいorゴーストが通しやすい場合のことを考えて第2トリルエースとして採用.
使った試合は大暴れだった.
ほろびのうたは万が一デスラキされた際のことをケアして採用. 特に使うことはなかったが.
エンニュート
せいかく:おくびょう
努力値:C252 D4 S252
実数値:143-x-80-163-81-185
アイアント意識の補間枠.
ファイアローだと打点が低かったのでねっぷうでちゃんと咎められるエンニュートを採用.
サイコフィールドが残りがちなこととタマゴ遺伝がすごく面倒だったので猫不採用.
採用した試合で代わりにいれたがむしゃらが活躍したので, 結果的には不採用が正解.
選出
基本選出その1
先発: フーディン イエッサン
後発: ドータクン ヨクバリスorAガラガラ
フーディンで盤面荒らしてはらだいこトリルに移行する基本ムーヴ.
基本選出その2
先発: ヨクバリス イエッサン
後発: フーディン ドータクン
初手はらだいこ後にフーディンでスピスワorトリルの選択肢を押し付けるムーヴ.
後述するが, この基本選出択を忘れてたので使うことはなかった.
対鋼系統
先発: エンニュート イエッサン
後発: Aガラガラ ドータクン
想定してただけで使うことはなかった選出.
多分鋼系統は雨もくっついてくるのでこの選出しなかったかも.
構築の課題
苦手な構築・ポケモン
ズルズキン
悪タイプで強いのはズルズキンorキリキザンくらいで, ちょっと対策甘えたのが影響.
よく考えるとフェアリー枠がミミッキュ以外弱いため,
HDズルズキンがめちゃくちゃ強かったルール. もう少し対策考えるべきだったかも.
雨+鋼エース
当たらなかったので良かった&当たっても雨が出されなかったのでセーフ.
雨パは対策甘めにしてたので, かなりきついと思う.
改善点候補
ズルズキン対策
これが一番の問題. 剣舞ミミッキュ入れたほうが良かったかも.
スピードスワップ
完全に基本選出2が頭から抜けてたせいでうまく使えなかった技.
プレイングの改善点として.
サイドチェンジ使用タイミング
対ミミッキュでヨクバリスドータクンの並びで
サイドチェンジ選択が頭から抜けてたことで負けた試合あり.
プレイングの改善点として.
最後に
なかなかうまく構築組めたと思ってたのですが,
プレイングとダメ計確認が拙いことで上位と差がついたのが反省.
めちゃくちゃ新鮮で楽しかったので使用ポケモンのプール制限ルールも遊んでいきたい.
戦績
戦績: 8勝4敗 レート:1554 順位:5位/21人中
20220508 立ち回り見直し
↑の配信反省会記事
使用構築
Report: https://liberty-note.com/2022/05/05/swsh-double-s29-8th/
Rental Code: 0000 0006 YYH2 GF
動画自体の感想
- ゲーム音入れるのをミス。
原因はOBS Studioにてヘッドフォン入り状態での設定を漏らしていてスピーカー音を入れ忘れたため。改善する。 - 声量が小さい&声質が悪いので、マイク音質向上が必要。
(ヘッドホンマイク使用が多分原因。ただし, しばらくはこのままいく)
1戦目
Win
初手のエレキ引きが若干裏目った(手助け巨獣で良かった)が,
ダイマイベルが珠ダメ2回+巨獣で沈め, ヌケニンでエレキ処理後, オーガをうまく通せたので勝ち.
2戦目
Lose
初手の巨獣急所が尾を引いて負け.
配信中は運負けっぽく喋ったが, RinyaSunなのはわかってたし,
初手グラザシなら, 初手アーク+指でザシアン狙い, 次手に潮吹き+ソゲキでグラードン集中で問題なかったかも.
反省点.
↓おそらく相手の使っていた構築 https://pokepast.es/c4bd76ef543baf4e
3戦目
Win
気合いだめ決めてそのまま制圧し, オーガが通せた.
オーガ軸は初手ダイマから天候支配して後発ダイマなぎ倒すのが強いですね.
インテレオンの強いとこが出た試合.
実は相手トドンがこご風持ちだったので打たれてたら少しやばかった.
実際にはランドロス性能落ちそうだけどどうなんだろうか.
4戦目
Lose
ギャラドスを上手く通された.負け.ランドロス初手が正解でしたかね.
晴れパのロンゲ→ギャラにした構築も面白いかも?
5戦目
Win
ミラーマッチ.
インテレオンとヌケニンを上手く通すのが重要なことにすぐ対応できたのが勝因.
6戦目
Lose
多分不利マッチで出し負け&択負けしたので止む無し.
↓おそらく相手の使っていた構築 https://pokepast.es/4f7dfd3c094cc2fa
7戦目
Win
初手のダイジェット急所は無駄急所だった模様.
鬼火打たれてたら後発リザで打開されてたはずなので, 危ない初手だったかもしれないが,
対処に時間かけると不利だと思ったので, そこは割り切った.
↓おそらく相手の使っていた構築 https://pokepast.es/164fc6c5c1f64138
8戦目
Win
初手で択勝ちしたのが勝因.白いハーブランドロスの強いとこも出た.
天候パ多すぎて, ディアルガにダイアイス仕込むのが一般的になってそう.
9戦目
Win
ボルトロスを手助けダイロックで処理してそのまま優勢維持して勝ち.
最後はまだ決着ついてなかった気もするが, 何故か降参された.
10戦目
Win
ヌケニンの通りが凄まじく, ランドロス倒した瞬間に勝ち確選出になったのがでかい.
ヌケニン対策は必須になりつつある.
戦績
Win: 7
Lose: 3
所感
- 伝説ポケの方は普通にトップメタなので特にコメントなし.
- 晴れ以外はヌケニンが刺さりやすく, 晴れにはインテレオン or ランドロスが刺さるのが良い.
- 黒バドレックスが非常に重たい(特にカメ+エレキ+ゴリラ入り). 鬼火持ちだと更に悲惨.
触ってみたい構築
- 鬼火+@1の仕込みを持たせた黒バドが面白そう.
- 晴れ+ASギャラドスが結構面白そうに感じた.
- こご風トドンもアリ?
【S13 剣盾ダブル】サワコケコ
サワムラー本気モード
初めに
構築経緯
本構築を組もうと思った発端は下記のサワレヒレ構築記事でした。
上記のサワレヒレ構築を基に手始めに自分でもそれっぽいサワレヒレを組んでみたのが、
以下の構築です。
実戦で運用していたのですが、2勝4敗という戦績を残して解散しました。
負けていた原因ですが、主に下記が要因かなと感じました。
・初動にパワーがないので、ダイマックスを絡めた圧倒的リードを作られて崩される。
・裏選出の択が弱く、有利を作り切れない。
その後、パーティを大幅に組みなおして、裏選出を色々組みなおして以下のような構築になりました。
この並びにした理由ですが、以下が主な理由です。
・サワムラーの初動で爆アド稼ぎが出来るのはコーチングと地震弱保。
・ゴリランダーorカプ・ブルルだと飛行タイプの対処が困難。
・カプ・コケコは素早さがトップクラスのため弱保を生かしたまま攻め切ることが可能。
裏選出ですが、サワコケコの場合、サワムラーが砂かきドリュウズを抜けないので、
バンドリがとにかく重いので、バンドリ&ボルトorGサンダーへのメタとして動ける
テッカグヤ&ピッピを裏選出にしました。
残りですが、折角張っているエレキフィールドを大きく活用できるレジエレキで等倍ごり押しをし、
対トリルで地面相手にも上手く立ち回れる可能性があるガオガエンを選出。
構築紹介
サワムラー
せいかく:ようき
努力値:A252 S252 B4
実数値:125-172-74-x-130-152
かるわざ発動によってS304になり、すいすい最速キングドラ&スカーフコケコ抜き。
にほんばれは対雨へのガンメタとして採用。
ただ何とかなる説もあるのでもっと有効な技があるかもしれない。
地震でレジエレキがワンパンできないのがちょっと辛い...
カプ・コケコ
せいかく:ようき
努力値:A252 S252 B4
実数値:145-167-106-103-95-200
最速にしないとエースバーンがきついので最速安定。
C下降だが悪ウーラオス向けにマジカルシャインを採用。
Aのほうが高いのに怪電波やバークアウト受けるから面白いです。
素のダイジェットだと火力が低くてゴリランダーを倒せない悲しみ。
[参考]
無振りボルトロスにA+2エレキFダイサンダー 218.6%~257.7%
無振りサンダーにA+2エレキFダイサンダー 183.6%~216.3%(ダイマで乱数50%)
レジエレキ
せいかく:おくびょう
努力値:C252 S252 D4
実数値:155-x-70-152-71-277
カプ・コケコの展開をしつつ等倍相手へのごり押しとして採用。
コケコだけでは不足がちな打点&エレキネットサポートが可能なため、
レジエレキを採用してから勝てる構築になりました。
(H振りサマヨールをエレキFライジングボルトで確定1発なの頭おかしいのでは...)
テッカグヤ
せいかく:ひかえめ
努力値:H252 C252 S4
実数値:204-x-123-174-121-82
対バンドリ相手への採用。
またパーティ構成上、地面タイプを苦手とするがその殆どに対して有利。
強いのは間違いないのだが、苦手対策の全てを担うので負荷がかかりがちなのが悩みどころ。
ピッピ
せいかく:のんき
努力値:H252 B252 D4
実数値:177-x-110-80-86-36
テッカグヤの負荷を減らすための採用。
この指とまれで爆アドは取れないと考えて指なしピッピを採用。
マジカルシャイン/こごえる風の両採用でランドロスと悪ウーラオスを見据えた形にしました。
ガオガエン
せいかく:なまいき
努力値:H252 D252 B4
実数値:202-135-111-x-156-58
苦手相手の時間稼ぎとして採用。
フレアドライブを採用しているが、もしかしたら嫉妬の炎のがいいかもしれない。
選出
基本選出その1
先発:
後発: or
素直に地震+ダイマ技か、猫+ダイジェットからアドとりつつ攻めに行って、
そのまま有利アドを残したまま崩し切る形。
8割方この投げ方をしていきます。
基本選出その2
先発:
後発:
バンドリ系の相手に対してはこの選出。
サイドチェンジ入れつつ相手のダイマと打ち合う形で対処します。
基本選出その3
先発:
後発: or
あまり投げないですが、エレキF後投げの択を作りたい場合にこの投げ方を実施。
レジエレキのボルチェンから展開するか、サワムラー素交代からライジングボルトを決めに行く想定。
苦手相手選出
先発:
後発:
無理矢理きつい相手をレジエレキで落としつつガオガエンで時間稼ぎしていく想定。
この構築でトリルを対策するのも難しいので基本的に対トリルはこんな感じの投げ方。
構築の課題
苦手な構築・ポケモン
地面エース+レジエレキ
レジエレキがエレキネットでテッカグヤを見据えつつ地面打点で狩られるのがちょっと辛い。
一枠犠牲にしつつレジエレキを落として、テッカグヤで無理やり詰めていきたい。
トリルパ
最低限の対策した用意してないのでとにかく辛い。
時間稼ぎしつつ何とかして有利盤面を作る。
改善点候補
自らのプレイング
ダメージ感覚/サイクル回す判断力が結構求められる傾向にあるので、
動かしやすい構築ではないです。自分でもプレミばっかりしてて大変でした...
ピッピ&ガエンの枠
時間稼ぎ枠がダイスチル&ダイアースに弱くて、時間稼ぎが成立しない可能性がある。
より良いポケモンがいないかも考えていく必要がある。
最後に
意外と面白い感じになってきたので、
もう少し微調整しつつ何とかしていきたいと思います。
戦績
使用順位帯:スパボ級、ハイボ級、マスボ級5000位~2000位
戦績: 24勝22敗(試行錯誤込み)
マスボ級昇格記念画像
【S12剣盾ダブル 最終293位 レート1846】追い風ズガドラン
初めに
Rainと申します。
シーズン12で使用した構築にて表題の戦績を残したので、備忘録として残しておきます。
構築コンセプト
本構築はシーズン12前半の動向を基に下記の構想で組みました。
①トリックルーム主軸の構築に対する絶対的有利をとる。
→超火力全体攻撃による崩しを狙う。
②環境で流行っていたメタグロス弱保展開への対応。
→環境メタの氷にも強い特殊炎エースを軸に据える。
③コンボ失敗時の補完が出来るような構成に。
構築紹介
カプ・テテフ
せいかく:おくびょう
努力値:C252 S252 B4
実数値:145-x-96-182-135-161
サイコフィールドの展開により、ねこだまし封じ・サイコシード起動を行いつつ
一貫性の高いエスパー技で多少苦手な相手を叩いていくのが主軸の動き。
サブウェポンの搭載をしても有利になる相手は僅かだったため、
対特殊への対抗策としてムーンフォースを採用。
私的には正解だと思いましたが、トリトドンが構築上重かったのでエナジーボールも良かったと思います。
エルフーン
せいかく:おくびょう
努力値:C252 S252 D4
実数値:135-x-105-129-96-184
追い風ヒードランギミック展開兼ギミック阻止の軸として採用。
今期は味方殴りギミックやトリル構築を多く見かけたのでだっしゅつすりかえが刺さることが多かったです。
エナジーボールとマジカルシャインは迷いどころですが、
レヒレに対する打点&特防低下が狙えるため今回はエナジーボールを採用。
ズガドーン
せいかく:おくびょう
努力値:C252 S252 H4
実数値:129-x-73-203-99-174
ギミック起動役。
ビックリヘッドによりエルフーンもろとも相手を倒すか、
相手に大ダメージを与えながら自らも相手の攻撃で倒れて追い風ターンを使い切るのが狙い。
悪ウーラオスにふいうちで縛られることがよくあり、その際にはトリックがたまに役にたってました。
またエスパー技がよく通る相手にはテテフを投げて眼鏡ワイドフォースで叩いていくこともあります。
ヒードラン
せいかく:おくびょう
努力値:C252 S252 H4
実数値:167-x-126-182-126-141
本構築のエース。7割くらいはヒードランにダイマックスを切っています。
後発から出して追い風下の珠ダイマックス技による制圧を狙うのがメインですが、
対ガチトリルに対しては眼鏡ビックリヘッド&もらいび熱風でダブルノックダウンを狙いに行きます。
対リザードン等を視野に入れるためにダイロック用の岩技を用意してましたが、
原種サンダーに打ち込むことのほうが多かった。
守る不採用ですが、守っても勝てない場面が多いポケモンなので外したのは正解だと思ってます。
ガラルサンダー
せいかく:ようき
努力値:A252 S252 H4
実数値:165-177-110-x-111-167
本構築の裏エース。
ランドロスへの選出圧力やヒードランがあまりにも通しにくい構築に対して選出。
サイコシード発動時の特殊耐久が高く、物理相手にはタイプ上相性が良いことが多いので、
想定よりも活躍してくれたと思います。
通常運用時に耐久を低下させる技しか持ってなかったのでその点が欠点ですが、
らいめいげりを生かせる構築ではないのが残念。
ウォッシュロトム
せいかく:ひかえめ
努力値:H252 C252 S4
実数値:157-x-127-172-127-107
補完枠として採用。ヒードランと横の相性が良いためサイドチェンジを駆使して有利をとるのが仕事。
エレキネットによるSサポート、鬼火による妨害が効く場面が思ったより多かったので、
実は本構築におけるMVPだったりします。
構築全体でそこまで苦にしていないゴリランダーを誘うことも多く、環境にも刺さってたと思います。
選出
基本選出
先発:エルフーン + ズガドーン
後発:ヒードラン + 刺さっているポケモン
エルフーンの追い風+ビックリヘッドによる展開を主に狙います。
両まもるをされてもビーストブーストによって火力が増すのでより有利になることも狙えます。
相手がギミック構築の場合は積極的にすりかえを狙います。
(たまに防がれますが結構バレにくい。ミスっても敗北確定はしないので気にせず立ち回ります)
対ガチトリル
先発:ヒードラン + ズガドーン
後発: ウォッシュロトム + ガラルサンダー
ビックリヘッド+熱風で殆どのトリラーが倒せるので、出し勝ちしたら積極的に狙います。
イージーウィンが狙いやすい相手です。
対ドラパルト構築
先発:エルフーン + ズガドーンorガラルサンダー
後発:ヒードラン + ウォッシュロトム
追い風シャドーボールによるワンパンorダイマ技への抑制を行えるサンダーで攻めます。
有利というわけではないですが、比較的立ち回りやすい相手ではあります。
対苦手構築
先発:エルフーン + ウォッシュロトム
後発:ヒードラン + ガラルサンダー or テテフ
初手からの展開が難しい相手に対してウォッシュロトムによる様子見で時間を稼いでいく選出。
本構築では珍しく時間をかけて戦う選出になりますが、
ウォッシュロトムが耐久戦に強く、そこそこ強く立ち回れます。
構築の課題
コンセプトの欠陥について
初手に上からズガドーンで叩いていく構築なのですが以下の問題が顕現し始めてしまいズガドーンを選出できない場面が多々出てしまいました。
①ヒードランに有利なポケモンが襷を維持したままになる。
②先制技によってズガドーン自体が何もできずに倒される。
③トリル+レジエレキorウーラオスのような相手に対してトリル起動を防ぐことが難しい。
また、結果的に苦手なポケモンにメジャーなポケモンが多く出てきてしまい、
環境メタが適切にできていなかったと感じました。こちらは事前にわかってたと思うので大きな反省点です。
対戦自体があまりできてなかったことも原因だと思います。
苦手だった構築・ポケモン
・バンドリ化身ボルト
この構築で一番問題になる相手です。
無理矢理エルフズガドーンで倒しにいくのが一番マシな動きですが、
襷ドリュウズの時にはほぼ無理ゲーになります。
環境に多い構築なので次シーズンでは対策を怠らないようにしたいです。
・悪ウーラオス
ズガドーンが縛られる上、肝心のカプテテフも対面負けするのでとても厳しい相手。
・カミツルギ
裏からヒードランと対面した際に襷だと負けがちです。
カミツルギが裏から選出される構築には全部負けました…
炎タイプだから対策できている、とは思わないほうが良かったです。
・トリルパ入りレジエレキ
前述の通りズガドーンがワンパンされる上、怪電波や壁張りされるとトリラーが耐えてしまうので、
動かしにくくなる場面が結果的に多く発生したポケモンです。
・オーロンゲ
壁展開が最も厄介ですが、電磁波撒きや猫だましなどの妨害行動も強く、
本構築において一番戦いたくない相手でした。
地味にソウルクラッシュの特攻ダウンも響きました。
・原種サンダー・ボルトロス
タイプ的に対処方法が限られてしまい難しい相手です。
怪電波を食らうと崩壊するのも厄介。
最後に
構築上の欠陥は多々あったと感じてますが、それでも3桁前半の順位をとることができ、
プレイング面では自分としてはそこそこ満足な結果だと思っています。
構築力を磨いて今後も面白く強い構築を組んで楽しんでいきたいと思います。
ギミックそのものは単純で、ダブル初心者でも多少は動かしやすいのではないかなと思うので、
興味があれば使ってみてください。
戦績
使用順位帯:8000位~300位
戦績: 34勝18敗
最終順位: 293位
最終レート: 1841
【S12剣盾ダブル】【縛り】レジ統一
戦績:7勝1敗
初めに
初めまして。剣盾からポケモンを本格的に遊び始めたRainと申します。
主にダブルバトルで遊んでおり、緩々遊びたい構築で遊んでるだけなので特に目立った成績は出てないですが、S5(4月)で最終58位の結果を出したのが最高成績です。普段はマスターボール級まで何かしら緩めの縛りで上げるようにしています。
ポケモン剣盾が発売されて1年が経過しようというタイミングになり、多少対戦にも慣れてきたので構築記事を挙げてみようかと思い初公開してみました。
今回はマスターボール級まで上げる際に使ったレジ統一パを公開します。
構築紹介
レジロック
せいかく:わんぱく
努力値:H252 B252 D4
実数値:187-120-277-x-121-70
物理受け担当。
パーティとして重い物理相手の時間稼ぎ用で使用する想定の型。
今回の構築ではあまり出番はなかったがトリックルーム軸に対して選出し、
「まもる」で時間を稼ぐのに重宝しました。
レジアイス
せいかく:ひかえめ
努力値:H252 B4 C252
実数値:187-x-121-167-220-70
本構築のダイマックスエース。
弱点が多いのを逆手に弱点保険で切り返していくのが基本戦法。
環境的に氷技の通りが良いため、エースとして採用したのは正解でした。
耐久が高すぎてダイマックス時にワンパンされることはほぼないため、
癖の強いレジ系の中では意外と扱いやすいです。
レジスチル
せいかく:おだやか
努力値:H252 D252 S4
実数値:187-85-170-x-222-71
実戦前後で180度評価が変わったポケモン。
中途半端な耐久が難点だと思ってたのですが、単鋼が特殊技耐性として優秀なのと
てっぺきを積むことで相手がスチルの処理にてこずるために
最初から最後まで積ませポケとして活躍しました。
S4振りはレジアイスに先行して岩石封じを打つため。
電磁波は不要だったかもしれないが、メタグロスを抜きたい場合にも活用できたので意外と役に立つ場面もある。
レジエレキ
せいかく:おくびょう
努力値:C252 D4 S252
実数値:155-x-70-152-71-277
冠の雪原解禁当初にS200族として注目されたポケモン。
エレキネットのS操作でレジドラゴを通す&レジアイスのダイサンダー→ライジングボルトで苦手ポケを崩すのが目的。
原子の力は主に弱保起動に使用。(能力上がったらラッキーくらいに思ってましたが一度も上がらず…)
レジドラゴ
せいかく:おくびょう
努力値:C252 D4 S252
実数値:275-x-70-152-71-145
化け物火力のエナジーで等倍以上なら確実に一発で削り取っていく恐怖のポケモン。
レヒレを誘うのでエレキと組んで動かすことが多いです。
レジギガス
せいかく:わんぱく
努力値:B252 D4 S252
実数値:185-180-178-90-131-152
このパーティだと使いこなすのが困難だったギガス…
一応ランドロスを誘うことが多いのでこご風がメインウェポンになっている感じです。
努力値振りは見直したほうが良さそうなので、改善点はこのポケモン。
選出
基本選出
先発:レジアイス + レジエレキ
後発:レジドラゴ + 何か
レジアイスを通すことをまず第一に考えた選出を考えます。
レジエレキを警戒してくれるおかげでレジアイスでの初手ダイマがかなり動かしやすいです。
レジエレキを甘く見た選出ならば、弱点保険起動も狙います。
何か枠はレジスチル選出が多いです。
対トリル
先発:レジロック + レジスチル
後発:レジアイス + レジエレキ or レジドラゴ
かなり得意だった相手。
トリルそのものは許しながら鉄壁&守るで枯らしにいくのが目的の選出。
多少プレイングスキルが必要ですが、鉄壁を積んだ後のレジスチルはトリルアタッカーに当たり負けしにくいので、有利に戦いを進められます。
対バンドリ(想定)
先発:レジロック + レジアイス
後発:レジスチル + レジドラゴorレジエレキ
苦手な相手という認識だったがマスボ級まででは当たらず、想定だけの相手となった。
基本的にはトリルと同じように鉄壁を積みつつレジアイスを通していく必要がある認識。
環境上位で苦手とする相手
弱保メタグロス
レジアイスがダイスチルでワンパンされるため対処がかなり厳しい相手。
レジスチルで電磁波を当てつつなんとかごまかしていかないとすぐに試合が終わる。
この構築では明確な答えが見つかってないので黒い霧など、何かしらで対処できるように対策したほうが良いかも。
ドリュウズ(バンドリ)
レジエレキ・レジドラゴでの対応が難しいので、
圧倒される前にボディプレスで無理やり持っていくしかない。メタグロスに比べればまだ楽かも。
最後に
縛り構築なので好んで使う人はいないかもしれないですが、
「縛ってランクマ潜りたいけど自分で育てて試すのはちょっと…」という人や、
レジアイス・レジスチルの可能性を考えてみたい方にお勧めです。